アレクサンダーテクニークは治療でしょうか?

アレクサンダーテクニークは治療ではありません。
テクニーク(technique)の語源はギリシャ語の「テクネー」で芸術を意味しました。
なのでアレクサンダーテクニークは身体の使い方の技法ではあるのですが、それは小手先の技法ではなく、本来の動き・美しさを取り戻すためのものです。

生まれたばかりの赤ちゃんはゆっくりと手指の動かし方から寝返り・お座り・ハイハイ・つかまり立ち、と運動機能を発達させていきます。まだ動作が未熟な赤ちゃんは身体のバランスが崩れればすぐに転んでしまいます。よちよち歩きの赤ちゃんは、実はとても美しい身体バランスが保たれた状態にあるのです。
しかしながら大人になるにつれ多少バランスが崩れても十分発達した筋力で補うことが可能になり、やがて足を組んだり貧乏ゆすりするなどの習慣や癖が身体本来のバランスや機能を阻害することに繋がります。

アレクサンダーテクニークでは長年の習慣や癖によって歪んでしまった身体の使い方に対し、無意識に行われていた「赤ちゃんが行う学習過程」をもう一度、しかしながら無意識ではなく意識的に行っていきます。
アレクサンダーテクニークは教育であり、実際のレッスンでは訓練という言葉がぴったりとくる方もいらっしゃるかもしれません。

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